地元住民が「王子(おうじ)のお祭り」と呼び親しむ夏祭り。
7月の第4日曜日の前々日から3日間にかけて行われる若一王子神社の例祭奉祝祭です。
【若一王子(にゃくいちおうじ)神社例祭奉祝祭】
日曜日に行われる子ども流鏑馬(やぶさめ)は県の無形民俗文化財にも指定されます。
市内の自治体(?)からそれぞれの地域の子どもたちが射手になり(射手ぼぼと言います)境内や信濃大町駅前、土産店「い〜ずら」前あたりなどで的を射ます。介添え役の大人たちが傘やウチワを手に取り囲み、威勢のいい「はお!はお!はお!」というかけ声が響き渡り、あでやかな祭りの一幕が繰り広げられる、大町の短い夏の幕開けです。射手ぼぼは地面に足をつけてはいけないため、ちょっと大変そうです。
稚児行列も。
前夜祭の舞台の引き揃えは幻想的なお祭りの雰囲気が好きです。
流鏑馬10騎と、舞台6台。
昔は京都の祇園祭と同じ日程で行っていたそうです。子どもが主役のお祭りなので、最近では学校がお休みの日にやるのでしょうか?信州の短い夏休みにギリギリかからないぐらいの日程なので、射手になる子どもたちはちょっと大変そう。
夜には境内で縁日が。多くの参拝客で賑わいます。
「もうすぐ夏休み!」のワクワク感と、夏の始まる浮き足立った感じも好きです。
稚児行列の後方はこんな感じ。ちょっとノスタルジック。昔にタイムスリップしたみたい。
公式サイト
場所は…
若一王子神社