白馬 大町 安曇野

信州グルメ!安心・安全な「ブランド肉」

信州グルメで忘れてはならないもののひとつに「地場産のお肉」があります。

信州は地場産野菜がおいしいです!それは確かです。kazenoyaも信州へ来て野菜のおいしさに目覚めたクチです。地元のおばちゃんが家先の畑から収穫してくる大根の瑞々しさといったら、驚きです。

ですが、それでもやはりわが家は「肉食一家」。

少しでもおいしくて安全な地場産のお肉が(お安く!)食べたい!肉!肉!肉!(笑)。そして、信州・北アルプスを旅する方にも、その存在を知ってもらいたい。食べてもらいたい!

ということで、主に、住んでいた実績のある白馬・小谷と大町市近辺で手に入れられる地元産のお肉で、普段食べているもの、食べたことのあるものを紹介したいと思います。




おいしいお肉っていいですよね〜!

【特色ある北アルプス山麓の豚肉

 

信州のお肉と言えば「信州牛」が一番に思い浮かぶでしょうか?

もちろん信州牛もおいしいですが、北アルプス山麓は実は、養豚が盛んです。個人の養豚農家さんが、手塩にかけておいしい豚肉を育てていたりするのです。

それぞれに個性のある豚肉は、食べ比べてみても楽しいかもしれませんね。

 

小谷村の「小谷野豚」

 

大北地域の一番北、小谷村の「山」で飼育されている豚さんです。あまり地元では出回っておらず、小谷のJAでは買えるようですが、後は、加工品になったものがメインです。道の駅とかでお土産品として売られています。

 

1頭あたり20坪以上という広大な放牧地での生活は、豚たちにとって「放牧されている」というより「自然のまま」という状態です。

情報源: 信州小谷村 野豚のおはなし

めっちゃ健康そう(高級そう!)な豚さんです。

kazenoya家では、実はまだ、普通に自宅で調理して食べたことはないお肉です。

ソーセージなどのお土産品で食べたことがあり、一度は雨飾りのキャンプ場でスモーク体験をしたときのお肉が小谷野豚だったぐらいです。そのぐらい買いにくく、噂では、地元ではほとんど出回らず都市部のお店のシェフとかに買われているんだとか!あくまで噂で聞いただけですが…。実際は小谷の農協で買えるようなので、見かけたら買って食べてみたいと思っています。

ちなみに北アルプス山麓ブランドにもなっています。

 

広々とした野外で育った「おたり野豚」は筋肉質で肉質に締り があり、脂肪の質も高品質な豚肉です。

情報源: おたり野豚 | 北アルプス山麓ブランド

 

白馬村の「はくばの豚」

 

白馬に住んでいるころ、よく職場近くのスーパー「A・コープ」で買っていました。

あっさりしていて豚臭くなく、豚肉好きにはちょっと物足りないかもしれませんが、私は好きでした。来客時などに信州の高原レタスと一緒にしゃぶしゃぶにして出すと喜ばれました。値段もそう高くなく、夕方仕事終わりに行くとお値打ちシール付きを見つけたりして、ほっこりしていました。最近では行く機会がめっきり減ってしまったので、ちょっと寂しいです。

はくばの豚は「SPF豚」という豚です。

SPFというのは、特定の豚の種類ということではなく「特定病原体不在」という意味の頭文字を取ったもの。帝王切開で生まれた無菌状態の子豚を元に繁殖するため、トキソプラズマなどの豚の育成に悪影響を及ぼす病原体がおらず、健康に育つことが特徴です。

情報源:はくばの豚

大町市の「大町黒豚」

 

北アルプス山麓ブランドにも登録される地元に愛される豚肉さん。

 

北アルプス山麓の清冽な水と野菜、おいしい空気で育てる限定品種の『黒豚』は、臭みやアクが無く、旨さが際立つ脂身を食べれば一目瞭然だ。

情報源: 大町黒豚 | 北アルプス山麓ブランド

大町市常盤地区にある飯嶌(いいじま)養豚場が育てています。しっかりとした豚肉らしい豚肉で、豚肉好きにオススメです。しゃぶしゃぶはもちろんですが、揚げ物や炒め物などで使っても、味付けに負けないうまみが魅力です。脂身もおいしいです。

たまにお値打ち品をゲットして「きょうは大町黒豚だよ〜」と食卓に並べると、家族から「おお〜」っと喜びの声が上がるとか上がらないとか。

大町に越してからは、来客時のしゃぶしゃぶはもっぱらこちらのお肉。近くの「デリシア」で買っています。あまり量を置かないようで、たくさんの時は前もって電話で頼んでおいて取りに行きます。

地元のお店の人気メニューとして外食で食べられるところも案外多いです。「ダムカレー」の材料になっていたりします。

情報源:大町黒豚

 

大町市・美麻の「ジビエ」

 

ジビエも安心なお肉のひとつですよね!まさに自然そのもの。配合飼料も食べていなければ、完全な「放牧」ですし(笑)。もちろん抗生物質だって皆無でしょう。自然の滋味豊かな味わいは、ジビエだからこそ。

実は大町市美麻にジビエ工房があります。美麻地区の猟友会の方たちなどが中心となって、「美麻ジビエ振興会」を組織し、ジビエの特産化などに取り組んでいます。

長野県の魅力発信ブログさんで紹介されていました。一部リンクしておきます。

 

みなさん、鹿肉って食べたことありますか? 鹿肉をはじめとする野生鳥獣は、フランス語で”ジビエ”と言い、ヨーロッパでは高級・グルメ食材として親しまれています。 自然に恵まれた信州は、そんなジビエの宝庫。このブログでは、鹿肉を中心としたジビエのおいしさと魅力をつたえていきます。

情報源: 美麻ジビエ工房が完成しました | 信州ジビエ

この工房で解体・加工していて、肉は大町市内の小林鶏肉店などで買えるようです。kazenoyaは、家でジビエを調理するということ自体がハードルが高く思えて、まだ買ったことはありません。美麻地区の文化祭などで「ジビエ焼き肉」とか「鹿汁」などが売られていたり、振る舞いになっているのを食べたことがあります。イメージと違ってぜんぜん癖もなく、食べやすかったで、今度一度ぐらい家での調理にもチャレンジしてみたいところです。

【全国グランドチャンピオンの鶏肉】

豚もおいしいですが、実は鶏肉好きのkazenoya。

これまで高級ブランド肉と思って手を出せずにいた鶏肉があります。

全国の食肉産業展でグランプリにもなっていて、貼ってあるポスターも高級そうだったので「わが家には無縁」だと思い込んでいました。今回、この記事を書くにあたって初めて食べてみました!実は身近な地域で育てられていて、こんな身近な場所に売っていたなんて盲点でした。

 

長野県の「信州黄金シャモ」

 

 

情報源: 信州黄金シャモ/長野県

 

この信州黄金シャモは、シャモと名古屋種の掛け合わせで、県内何カ所かの生産者さんで育てている信州のブランド肉です。大町市の生産者さんは大町市の「松下農園」さん。近くの「地場の郷」で売っているということなので、早速買いに行ってみました。

やっぱりモモ肉はよいお値段。ですが、手羽元を発見しました。食べ盛りのいるわが家にも手の届く値段だったので購入。ふとレジ横を見ると卵を発見。レジの方曰く「親子」だと言うので、黄金シャモさんの卵。お値段なんと1個30円!びっくりお安い。

お店の人曰く、お肉は強冷凍で、一緒に購入した梨が凍るかもと袋を分けて入れてくれました。ありがたい。

に、しても梨が凍るほどとは、手みやげにこれ1つ入れておけば保冷剤代わりに使えるかもなんてことを考えたりして。

本当にカチンコチン状態で売っていました。480円(税別)で10本入っていました。

チルド室で時間をかけて解凍するとこんな感じ。

さっそくお味見、ということでシンプルに軽く塩こしょうして焼いてみることにしました。

しっかりした噛みごたえのある肉質と、ジューシーな肉汁が溢れ、手が止まらない系のおいしさ。歯が悪いはずのおじいちゃんまで「これはうまい」と食べている!

地場の郷は常盤地区のこちら。

大町市の生産農家さんの「松下農園」さんとして北アルプス山麓ブランドに登録されています。

情報源: 信州黄金シャモ  | 北アルプス山麓ブランド

あぁ、おいしかった。出汁も良さそうなので、次は煮込みに使ってみたいです。



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